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在宅医療

立石  彰男

宇部協立病院 医師採用サイト 立石彰男
宇部協立病院との出会い 

セカンド・キャリアを「在宅医療」で

私は医師になって、まず、大学病院を中心に勤務し、麻酔・集中治療という急性期医療に従事してきました。その中で、例えばICUでさまざまな医療処置を受けて救命できた担当患者さんの“その後”に関心を持つようになりました。というのは、そのような患者さんの中には、特定の医療的ケア(人工呼吸や人為的な水分栄養補給)を受けてはじめて生活が可能な方がいたからです。ICUを経験した私のような医師が、急性期の闘病の後、なお医療的ケアを必要とする患者さんを支える側に回ることで、一人でも多く、家族や地域に戻ることができるのではないか、と考えました。すなわち、医師人生の後半は在宅医療を中心に働くことを目標に、宇部協立病院に入職したのです。

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宇部協立病院の魅力

幅広い視野をもって在宅医療に携われる

私は、在宅・外来・病棟の3足のわらじを履いて働きました。当院は、総合病院での急性期医療しか経験のない医師が、在宅医療や慢性疾患の外来医療を学ぶには最適の病院でした。病棟医療についても、初期治療期から退院準備期へのスムースな移行、その過程での医師・患者関係の形成や関連職種との連携、など、多くを学びました。また、平成24年からの「在宅医療連携拠点事業」をはじめ、その後の厚労省、山口県の在宅医療推進事業を担当する病院の責任者として活動できたことは、地域における当院の在宅医療の指導的な立場を確立する上で大きな出来事でした。これらの学びや経験が、在宅医療により広い視野をもたらせていることを実感します。
これだけ病院や介護施設が充足している地域でありながら、在宅を選択する人が多いのは、在宅医療の質が高い地域であり、当院もその一端を担っていると自負しています。

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目標・取り組み 

在宅医療の担い手を育てる

当院の在宅医療や当院がリーダー的な役割を果たしている地域の在宅医療チームの世代交代です。エンドオブライフ・ケア(人生の最終段階における苦しみをキャッチし支えを強める援助)と症状緩和(臓器障害やがんに起因する苦痛を緩和する医療)は、現代の在宅医療の両輪です。この文化を地域に根付かせることに引き続き努力するとともに、その担い手を地域で、そして、そのリーダー的存在を当院において育てていきたいと考えています。
担い手は、医師、看護師のみならず、ケアマネジャー、介護職、セラピスト、薬剤師などです。そのために、オンライン/ハイブリッドでの研修、SNSでの定期的交流の機会を提供しています。

とくに、基幹病院で専門医療をやりきったという皆さん、地域を直に感じられる医療現場で、“お医者さん”と呼ばれるセカンド・キャリアを始めませんか?

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